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警告 [オカルト]

ーその肌は白く、そして冷たかったー

夢の中、気付くと女の後ろ姿があった、ジュルジュルと何かを貪っていた。
それはゆっくりと振り返り、ヒタヒタとこちらにやって来る。

その女はまるで蛇のような顔で、口の周りは血だらけだ。
後ろを見ると、先ほど貪られていた人らしき抜け殻が重なっていた。
女は目の前で止まり、そして言う。

「ほむ、我の夢に迷い込んだか、鬱陶しい輩じゃの」

そして全身を舐めるように凝視した後、緑に染まった目を見開いてこう言った。

「万にひとつでも、誰ぞに今しがたの事を語ってみぃ...、そなたの命は無いものと心得よ、たかが夢見の中で死にとうは無いじゃろ?」
へび女.jpg
「じゃろて......」俺は血の気が引いた

そして思う、「自分の夢ではない」と....、夢を夢と気付いた時、自分の夢ならば結構な無茶が通じるハズだ、手からビーム出すとか空飛ぶとか。
それが出来ない、まるで自分の夢が相手に支配されているような....。

とにかく目覚めなければ! 力を振り絞り覚醒を試みる。
「あ....」自分の部屋の天井が見えた、目覚めたのだ。

やつの言葉を思い出す「喋ったら殺す」と.....。

うるせぇっつーの、ブログにも載せてやったわ、ざまーみろ! 俺の勝ち!


衝撃ミステリーファイル2 幽霊心霊現象大図鑑

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  • 作者: イリサワマコト
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2015/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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いつもの軽い致命傷の朝 [オカルト]

それはある深夜の事ー
おしっこに起きた、おしっこと言えばトイレってなものなので、トイレに行きました、トイレまわりの間取りがこんな感じなんですよ。
秘密の間取り.jpg

で、おしっこしてたら風呂場から「ガタガタ、ガタガタ」って音がするんだな、オイ、やめろよー・・・、うわ、いやだな、いやだなーって思ったんです、アタシ、でね、思ったんですよ。
「見に行ったらロクな事にならないなー」って。

だもんで見ないよーに見ないよーに布団にス〜ッと入ったんだす、それでも風呂場からはあの音がするんです。
「ガタガター、ガタガター」
ヤバイヤバイヤバイなー、早く電気消さなきゃ消さなきゃ、って紐を引っ張ったれど反応しないんです、前々から反応が鈍くなってるなーと思ったんですがね、なにもこんな時に止めてくれよーって思いながら紐を引くんです。
「スカッ、スカッ、カチッ」
消えたよ、良かった、そして眠りました。

次の日の朝、今度は電気が点かない。
「オイ、悪い冗談は止めろよー」
何度紐を引っ張っても電気が点かない、反応しないんです。
電気グルーヴ.jpg
「スカスカー、スカスカー」
おかしいなーおかしいなー。
こう見えても根元から切れた電気の紐を余裕で直したりしてるので、おもむろに電灯カバーを開けてスイッチの所を見たのですが、どうにもこうにも.....。

「不動産屋に電話して直してもらうか」と、トイレに行ったら、聞こえるんですよ、深夜のあの音が.......。
「朝から霊など出るものか、然もあらん!」と、風呂場に入った、すると.....。

ギャース!浴槽の中にネズミが!
「こんのネズ公がー」と思ったのですが、それなりにでかい、その上浴槽を威嚇の為に軽く叩くとピョンとジャンプして「チュー」なんて可愛く鳴きやがる。
恐らく浴槽の排水溝から出て来たのだろう、が、戻ろうと排水溝に頭を突っ込むが入る事が出来なさそうだ、なんて間抜けなやつだ。

近所の猫を放り込んでやろうか?それとも「ジッポ」と名付けて飼ってみようか?などなど、どうすっぺかなと考えた結果、スーパーの大きい袋にビクビクしながらなんとか入れて、外に逃がしました。

もちろん恩返し期待で。
しかしまだ来ません、早く恩を返せってんだ!
ネズミの恩返し.jpg


あ、電灯は本体ごと交換してもらいました、今までは紐でカチカチするやつだったのですが、今回のはリモコン式です。
いやあ、何か皆さんより少し未来に行ってしまったようで申し訳ないです、けど嬉しいので意味なくリモコンをいじってます。


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がんじがらめの夜 後編 [オカルト]

「なんか拍子抜けしちゃったね」と、拍子抜けの原因Aが言い俺がうなずきBがクシャミをした。
「まぁ、自殺したって言っても数日前の事だしなあ、成仏しちゃったんだよ、きっと」伸びをしながらAが言った。
「ああ、そうだな」「帰ろうぜ、もう眠たいや」「でもこいうのって、後日に祟りが起きたりすんだよな」「祟りでも畳でもどうでもいいよ、俺は腹が減ったぞ」なんて言い合いながらみんな家に帰った。

そして次の日、学校でBがソーセージパンを食いながら「なんか今日、Aが休みだってよ」と、言った、しばらくの沈黙の後「まさか・・・」と互いに戸惑った、が、こういう事は本人の口から聞くのが1番リアリティがあると決まり、電話や自分達から会いに行くのはやめよう、てか面倒臭いよね、ってんで、そのまま家に帰った。
荒野の3人.jpg

しかし次の日も、また次の日もAは来なかった。
先生は「Aはしばらく病気で来れない」と言うので「もしや頭の病気では!」と、俺達は勝手に思い、そうだったら面白い事になりそうだなと、やっと心配してAの家にお見舞いのエロ本とベビースターを持って行った。

家に行くとAのお母さんが「あら、久しぶりね、Aがインフルエンザになっちゃってねえ・・・」
やられた、出ばなをくじかれた、誰だ、祟りだなんて言った奴は、とにかく風邪がうつるといけないとの事で、しかたなく「これ、A君から頼まれたので渡して下さい」と適当な嘘をついてお見舞いを渡し帰った。

数日後、学校に来たAが顔を腫らして「エロ本の件で親に殴られた、どうしてくれる」と語った。

終わり


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  • 出版社/メーカー: トップ製菓株式会社
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がんじがらめの夜 中編 [オカルト]

とりあえず境内を1人で1周する事にして、初めに俺が行った、さすがにいつもは気さくな神社も、夜と自殺のコンビネーション気分という事もあってビビリにビビリながらも歩く、普段はなんてこと無い境内も長い道のりに感じた。
なんとか1周して「なんて事無かったよ」と、見栄を張り倒した。
次にBの番になりBが闇に消えて行くと、Aがいきなり「今だ!」と、小声で呟き参拝用の鈴をガランガラン鳴らした、Bが泣きそうな顔でダッシュで戻って来た、そして鈴の紐を掴んでいるAを見て「訳を聞こうじゃねぇか」と詰め寄った。
A「お前が無事帰れるように祈ったんだい!」
B「そんなスットンキョウな話あるか!お前はほんっ.....、っとにヤンチャが過ぎるぞ!」
俺「お前等なあ、なにもこんな時期にこんな場所で愚にもならない喧嘩をするんじゃないよ」
そんなやりとりがあった後、Aの番になった。
三者三様.jpg

「行って来やす」そう言いながらヒョロヒョロと歩きながらAは闇に消えて行った。
.....、おかしい、Aが出発してからだいぶ時間が経つのに戻ってくる気配がないのだ。
「アラ、これってマズくね?」「だよなぁ...」そう言い合い、2人でAを探す事にした、ビクビク歩きながら神社の裏に差し掛かった時「ビブレボンボンウガー!」と大声を上げながらAが草むらから飛び出てきた!
俺はビックリしてフリーズ、Bはパニくって足元の石をAに投げつけたらAの額に当たって、Aが「う〜ん」とうずくまった。
「訳を聞こうじゃねぇか」と、俺がAに言うと「お、俺はただ、おまえらの笑顔が見たくって...」と、訳の解らない事を言ったのでBがAにゲンコツを喰らわした。

つづく


「超」怖い話M(ミュー) (竹書房文庫)

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  • 作者: 平山 夢明
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2008/07/07
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がんじがらめの夜 前編 [オカルト]

高校生の時、肝試しに行った。
場所は近所の神社で、数日前に首吊り死体が発見された場所だ。
メンバーは俺とAとBの3人、夜の11時頃に「勉強会してくる」と嘘をついて集合した、勉強会と言いながら懐中電灯と木刀を持って行く時点でアウトな訳だが、そこら辺に関しては寛容な親であった。

で、集合場所に集まるとAとBはすでに待っていて、Aは懐中電灯に高枝切り鋏を持っていた。
「リーチがあるから遠い敵にも安心」だそうだ。
Bは卓球部だけあってラケットと数発の玉を持って来ていて「接近戦はまかせろ」と、訳の解らない事をほざいてた。
純チャン三色イーペーコー.jpg

早速神社に行くと鳥居があった、件の自殺者は鳥居で首を吊ったのだという。
するとBが急に「そこだ!」と、鳥居に向かってスマッシュを決めた、しかし玉はそのまま鳥居を抜けて境内へ落ちて行った。
「どうした」とAが言うと、Bは
「何かが俺たちを見ていた....気がした」と答えた。
「それはデジャヴと言うやつだな」と、Aが場違いな事を言い始めたので「早く行こうぜ」と、俺が促す。
境内に入ると昼間とは違い、生暖かい空気が身体にまとわりつく気がした、AとBもその感覚に気が付いたようで
「空気のくせに生意気な」とか「なまあたたたかい」等とわめいてた。

つづく


「超」恐い話 Γ(ガンマ) (竹書房文庫)

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  • 作者: 平山 夢明
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 文庫



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観覧注意! [オカルト]

今回はこのブログを見たK県にお住まいの「牛乳プリン」さんから送られて来た写真です。

同封の手紙には「この前友人と旅行に行った時に何となく撮った写真の事で相談してもらえればと思いまして・・・、この写真を撮った次の日から何となく気分が悪いような感じになり、全く出来なかった勉強にも身が入りません、また先生の事を「お母さん」と呼んでしまう怪奇現象が続いてい不快な思いをしてます、どうにかして下さい」との事。
これがその写真です。
おわかりいただいて下さい.jpg


早速鑑定させていただきました。
おわかって下さい.jpg
まず正面の木の裏からコチラの様子を不気味に見ているパックマンの敵みたいな霊がいます、赤い目、そして口から舌を出していますね、赤い色の霊はとても危険な霊です、その右上にはくもじいみたいな霊もいます、これは比較的害のない霊なので安心して下さい、更にその右上にはニッコリ微笑む霊が、これは牛乳プリンさんの祖父の霊で、牛乳プリンさんの背後霊です、きっと牛乳プリンさんの事が心配で牛乳プリンさんの撮った心霊写真から牛乳プリンさんを守る為に牛乳プリンさんの前に現れたのでしょう。

写真は責任持ってゴミ箱に捨てておきました、良かったね。



ほんとにあった!呪いのビデオ BEST SELECTION DVD BOX (DVD付)

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  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/05/27
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モノノケダンス 後編 [オカルト]

Gは不安だった「Cの家族が家に来た事で鬼婆が家にやって来るんじゃなかろうか?」と嫌な予感があった。
そして夜、Gの隣ではCがぐっすりと寝ている、耳から詰めた布がはみ出しているのが可笑しかった。
下の階ではガヤガヤと大人達の声がする、しばらく天井をボーッと見ていると、「ドンドンドン」と太鼓のような音が響いた、同時に大人達の声も一瞬ピタリと止んだ。
Gは死んだ梅が家の玄関を叩いてるのだ、そう思うと恐くなりユサユサとCを揺り起こした「ううん・・なんねー」と寝ぼけるCに事情を説明、共に震えながら大人達のいる1階に降りて行く、大人達はボソボソと何かを喋っている、Gが怯えながら「お父・・」と言うと「気にする事ぁねえで、さっさと寝なっせ」と、またガヤガヤと大人達は別に気にする事なく「普通」に酒を飲はじめた。

次の朝、Cと一緒に玄関を出ると魔除けの食い物が無くなっていた「な?俺の言う通じゃろ?」とCが言う、その事を親に聞くが「あれは朝いちにしまい込むでな」と答えるだけであった。
そしてソレはしばらくの間続いたが、ドアをノックする音がしなくなると「ああ、49日が終わったのだな」と、思った。

村のはずれには村人用の集合墓? があり村人はここに埋められ墓が作られる、しかし梅の墓は別の場所に作られる事になった。
御先祖様の墓とキ○ガイの墓を一緒にするのは申し訳ないという理由だそうだ。
死んでもなお、村人として扱われない梅にGは少し同情したが、怒られるのが恐いので口にする事はしなかったそうだ。
老婆の迷信.jpg

そして梅の墓は川原に作られた、墓といっても1、2本の卒塔婆で出来た簡易な物で、さらにその回りには囲いも何も無く「ただポツンと立っていた」そうだ、しかも川のすぐそばに立てられている為、ちょっと強い雨が降ると増水した川に流されてしまうという、実際梅の墓も1ヶ月もしない内に流されてしまった。

流されるという事は人に忘れられてしまう、まさに「水に流す」のである、流されてしまってはしかたがない、俺達は悪く無い、そんな「自分勝手な不可抗力」という名の殺人や非道がその村ではあたりまえに行われていたらしい。

人1人が村ぐるみで消されてしまう蛮行 、そしてそれをあたりまえと思う大人達にGは恐怖した「自分も大人達の機嫌を損ねたら何されるかわからん」と・・、だからその村では大人が絶対であり、いわゆる「不良」と呼ばれる子供もいなく、子供は大人達の従順者であった。

「村落という閉鎖的な場所で独自な文化を持つというのは恐ろしい事で、そこでの常識は常に非常識だった、あのまま村で大人になったら洗脳されて、あの大人達と同じになっていただろう、だからお前はたくさん友人を作って、色んな人の意見に耳を傾けて常に自分の行動に間違いが無いか疑問を持て」と、死んだGちゃんは語ってくれたそうだ。

終わり。










途中で気付いた方も多いと思いますが、完全な「作り話」です、最後まで読んで下さった方、長々と拙い話を読んでいただき感謝でございます。



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モノノケダンス 中編 [オカルト]

次の日の朝、朝食時に「G、今日は家から出たらいかん」と父が言うので「何かあるんか?」と聞くと「神様をまつる儀式があるで、それは子供に見られてはいかんのじゃ」と、説明した。

しかたなく2階から外を眺めていると、例の小屋の方から煙りが上がっているではないか、「お父、大変じゃ!鬼婆の小屋辺りから煙りが出てるぞ!」
しかし父親は「あれは畑を燃やしておるんじゃ、下らん事気にせんと勉強せい!」と、怒られた。
それから数日は相変わらず小屋に近付く事は禁止されていたが、ある日友人とコッソリと見に行くと小屋があった場所には何も無かったそうだ。

小屋が無くなってから数日後、Gの友人(A)と共通の友人(B)とで集まった時にBが「Cから聞いたんじゃが、なんでも夜中に鬼婆の霊がCの家の戸を叩きよるらしいで」と話した。

家に帰りその事を父に伝えると「人は死んだら戻って来るでな、なーに、49日が過ぎれば無事成仏するで、気にする事ぁねえ」「でも、なしてCの家に戻るんかね? 自分の家に戻りゃあええのに」「梅は変わり者だったでな、帰る家を間違がえてるだけだで」とアッサリ言ったので、Gは「なんだ、そういう事なのか」と思った。
屍の円陣.jpg

ところがそうでは無かった、どうもCの親がくじ引きか何かで梅がいた小屋を燃やす役目になってしまい、それが梅の恨みを買ってしまったらしいのだ。
それは近所の大人達が「Cの家に、またイブシがやって来しゃったらしい」「小屋を燃やしたもんで、怨みを買うたんじゃろ」と話をしていたのを聞いたからだ。
このイブシ?(聞いた事のない言葉だったので忘れてしまったらしい)という言葉は、その村だけの、いわゆる「隠語」というやつで、恐らく「幽霊」や「殺された人」の意味ではないかとGは言った、実際に梅の霊の事は村民以外には話すな、話すと霊がその人の前にやって来るというので、それを恐れた子供達は誰1人として、話さなかった。
また、大人達は隠語を使う事により、うっかり他の場所で喋っても村の恥部が他人に漏れずに済む、とにかくそこの村民は自分の村を守る事に必死だったらしい。

夜な夜なやってくる梅の霊にCの家族は疲れてしまったのか「わしらも子も眠れんで困っとる、家を出るしか無かろうか?」とGの家に相談にやって来た。
Gの父は「しばらく家を捨てるしかあるまい、最悪あの家は一度ばらすか・・・、したら作り直しゃあええ、その間はわしの家に住みなっせい」

こうしてCの家族はGの家に同居する事に、さっそく自分の部屋でGはCにこう聞いた「なぁなぁ、Cは鬼婆のお化けを見たんか?」「見とらん、ただ家のドアを叩く音が毎晩するんじゃ」「風とかじゃ無かろうか?」「知らん、最近は耳に布切れ押し込んで寝てまうで音はあまり聞こえんが、恐くて一晩中電気がつけっぱなしなもんで、全然眠れんわ」疲れきった顔でCは答えたという。

「おい、今日のイブシ除けは済みなすったか?」と父が母に指図をする、イブシ除けとはいわゆる魔除けの一種で玄関の軒先にスルメや餅、果物等をぶら下げておくのだ、この村では人が死ぬと毎度行う儀式だった。
「朝になると、吊るしておいた食い物が無くなっとるんじゃ、死んだ鬼婆の仕業かもそれん」とCは言うが「いや、猿にでも持っていかれたんじゃろうて」とGは否定した。

続く


ポンコツ日記
洋服を「自分色に染まれ」と、染料買って染めてみたら見事に失敗し、顔色が青くなった。
なんてこったい.jpg





衝撃現代百物語 新耳袋勝手にしやがれ

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モノノケダンス 前編 [オカルト]

今回の話は数年前に2ちゃんのオカルト板に載せたやつなので、知っている人もいるかもしれません。
しかしその話が載ったスレが落ちてしまい、まとめサイト(http://syarecowa.moo.jp/)にも載ってない話です。

友人(M)が曾祖父ちゃん(G)に聞いた話なので方言やら色々あやふやですが・・・。

昔Gが住んでいた村に頭のおかしな婆さん(仮名・梅)が居た。
一緒に住んでいた息子夫婦は新築した家に引っ越したのだが、梅は生まれ故郷を離れたく無いと村に残った、しかし他の村民の話では「足手まといなので置いて行かれた」らしい。
その頃から梅は狂いはじめた、普通に話しをしているかと思うと、いきなり飛びかかり腕に噛み付く、腕の肉が削り取られる程に。
そんな事が何度かあると「ありゃあ、人の肉を食ろうておるんじゃなかろうか」と、村中で噂が広まった、まだ子供だったJは「なぜ警察に言わんのね?」と言うが、村からキチ○イが出るというのは村の恥になると大人は言い、逆に梅の存在を外部から隠そうとするそぶりさえあったという、風呂にも入らず髪の毛ボサボサ、裸足で徘徊する梅は、常に悪臭を放ち、日に日に人間離れしていった。

村民は常に鎌等を持ち歩き、梅が近付くと「それ以上近寄と鎌で切るぞ」と追い払う、そんなある日、2、3人で遊んでいた子供達が梅に襲われ、その内の1人は小指を持っていかれた。
襲われた子の父母は激怒、梅の家に行き、棒で何度も殴りつけた、止める者は誰1人いなかったという「あの野郎、家の子の指をうまそうにしゃぶってやがった」
遂に梅は村はずれの小屋に隔離されてしまう、小屋の回りはロープや鉄線でグルグルに巻かれ、扉には頑丈な鍵、食事は日に1回小屋の中に投げ込まれ、便所は垂れ流し「死んだら小屋ごと燃やしてしまえばええ」それが大人達の結論であった。

無論子供達には「あそこに近付いたらいかん」と接触を避けたが、Gはある日に何故か親と一緒に食事を持って行った、小屋に近付くと凄まじい悪臭、中からはクチャクチャと音がする「ちっ、忌々しい、まーた糞を食うてやがる」小屋にある小さな窓からおにぎり等が入った包みを投げ入れる、「さ、行こか」と小屋に背を向けて歩き出すと背後から「人でなしがぁ、人でなしがぁ」と声が聞こえた。
「これでわかったじゃろ、あそこにはもう行ってはいかんでな」
物の怪でヤンス.jpg

それから数日後、Gの友人(A)からこう言われた「おい、知っとるか、あの鬼婆な、自分の体を食うとるらしいぞ」そのAは親が話しているのをコッソリ聞いたらしいのだが、今では左腕、右足が無くなっている状態だそうだ、ある日そのAがコッソリ例の小屋に行ったのだが中から聞こえる「ヴ〜、ヴ〜」との声にビビリ、逃げ帰ったという。

「ありゃあ人の味に魅入られてしもうとる、あの姿は人間では無い、物の怪だ」親が近所の人と話しているのを聞いた、詳しい事を親に聞くのだが「子供は知らんでええ」と何も教えてくれない、ある夜に大人達がGの家にやってきて何やら話し込んでいる、親と一緒に来たAは「きっと鬼婆の事を話しておるんじゃ」2人でコッソリと1階に降りて聞き耳を立てるが何を言っているのかよくわからない、だた何度も「もう十分じゃろ」と話しているのが聞こえた。

続く。



攻撃現代百物語 新耳袋 BOOK1

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